ジャケットMMA≒柔道+空手 KARATE+JUDO≒KUDO 御茶ノ水(淡路町・小川町)にある総合格闘技道場。

(社)全日本空道連盟 総合武道 大道塾 御茶ノ水支部

主将のコラム

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column#56

マススパー論 その2

以下、ブログに数回にわたって載せた内容をまとめ、加筆したもの。

 マスについて、つづき。

 体が固いと、上段(すごく固い人の場合は中段)の蹴りなんかは、勢いをつけて慣性を活かさないと蹴れない人が多い。

 この場合は、マスの際、上段蹴りを引き戻せないないのは、まあ、止むを得ない。
「最大の努力をしたうえで、止められないのはやむなし。その代り、上段蹴りもコントロールできることを目指して、ストレッチとか基本・移動稽古での空蹴りを積むことを約束してね」ってところだろう。
 私自身、上段後ろ回しなどは勢いで振りぬくことしかできないけど、小川英樹師範とかは、後ろ回しでも、肌まで1ミリのところでピタッと急停止させる。それを目指さねば、と思う。いずれにせよ、上段の蹴りを引き戻せないことは許容範囲であっても、パンチを引き戻さず押し込むのは、ダメだ。
 加えていえば、緩く攻撃していて特定の技(得意技とか)だけコンタクトが強いといういうケースもよくある。なるべく、攻撃に強弱の差がないように心掛けよう。
 打撃ではないけれど、空道の教則ビデオの撮影で、現在は大道塾から独立された岩木さんと行った寝技スパーは、相手への信頼や自制心があってこそのよき内容だったかと思う。事前に打ち合わせをすることなく、周囲で多くの人が見守っている状況のなかで、お互い筋力を使って技を防ぐことなく、かといって防御をせずにマグロになっているわけでもなく、攻防の展開を柔らかく行って、半々ずつタップを奪い合う内容だった。

 その他、以下、マススパーについて細々と思い浮かぶこと。

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